Windows 環境においてローカルでログオン中のユーザ名を表示するコマンドを紹介します。
現在ローカルでログオン中のユーザ名を表示します。(ネットワーク経由でのログオンユーザは表示されません)
以下の形式で表示されます。
(1)ドメインにログオン中の場合
<ドメイン名>\<ユーザ名>
(2)ドメインにログオンしていない場合(一般的なPC)
<コンピュータ名>\<ユーザ名>
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環境によっては、コマンドプロンプトを「管理者」として実行する必要があります。
以下のコマンドを実行します。
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以下のコマンドのヘルプからの引用です。
========== 引用開始 ==========
WhoAmI の使用法は 3 とおりあります:
構文 1:
WHOAMI [/UPN | /FQDN | /LOGONID]
構文 2:
WHOAMI { [/USER] [/GROUPS] [/CLAIMS] [/PRIV] } [/FO 形式] [/NH]
構文 3:
WHOAMI /ALL [/FO 形式] [/NH]
説明:
このユーティリティを使用して、ユーザー名とグループの情報、および
それぞれのセキュリティ ID (SID)、要求、特権、
ローカル システム上の現在のユーザーのログオン ID
(つまり、現在ログオンしているユーザー) を取得できます。
スイッチを指定しない場合は、ユーザー名が NTLM 形式で表示され
ます (ドメイン\ユーザー名)。
パラメーター一覧:
/UPN ユーザー名をユーザー プリンシパル名
(UPN) 形式で表示します。
/FQDN ユーザー名を完全修飾識別名 (FQDN)
形式で表示します。
/USER 現在のユーザーとそのセキュリティ ID (SID)
の情報を表示します。
/GROUPS 現在のユーザーのグループ メンバーシップ、アカウント
の種類、セキュリティ ID (SID)、および属性を表示
します。
/CLAIMS 現在のユーザーに対する要求を表示します。
たとえば、要求の名前、フラグ、種類、値などです。
/PRIV 現在のユーザーのセキュリティ特権を表示し
ます。
/LOGONID 現在のユーザーのログオン ID を表示します。
/ALL 現在のユーザー、グループとその
セキュリティ ID (SID)、要求、および現在の
ユーザー アクセス トークンの特権
を表示します。
/FO 形式 表示する出力形式を指定します。
有効な値は TABLE、LIST、および CSV です。
CSV 形式では列の見出しは表示されません。
既定の形式は TABLE です。
/NH 列ヘッダーが出力に表示されないように
指定します。これは、TABLE および
CSV の形式でのみ有効です。
/? このヘルプを表示します。
Examples:
WHOAMI
WHOAMI /UPN
WHOAMI /FQDN
WHOAMI /LOGONID
WHOAMI /USER
WHOAMI /USER /FO LIST
WHOAMI /USER /FO CSV
WHOAMI /GROUPS
WHOAMI /GROUPS /FO CSV /NH
WHOAMI /CLAIMS
WHOAMI /CLAIMS /FO LIST
WHOAMI /PRIV
WHOAMI /PRIV /FO TABLE
WHOAMI /USER /GROUPS
WHOAMI /USER /GROUPS /CLAIMS /PRIV
WHOAMI /ALL
WHOAMI /ALL /FO LIST
WHOAMI /ALL /FO CSV /NH
WHOAMI /?
========== 引用終了 ==========